TMD = Temporomandibular disorders =
ピーナッツやスルメを食べている時、あごのだるさを感じたり、疲れたりすることはありませんか?そのだるさがひどくなって、あごを動かす時痛みを感じるようになったり、口が途中までしか開けられなくなったりすることがあると思います。このような日常のちょっとしたタイミングで顎の病気は出現します。時として、この状態を放置すると「口をあけようとすると痛い」「顎を動かす時カクンカクンと音がする」「あまり大きく口があかない」といった症状が固定してしまいます。原因はいくつかあり状態も異なりますがまとめて顎関節症と呼んでいます。
子供が顎関節症を訴えるケースも増えています。原因は大人と同様、最近では子供も大人さながらにストレスを受けているということにも関係があるようです。また悪い姿勢が顎関節症の原因になることもあります。外遊びの機会が減り基礎体力の落ちた姿勢の悪い子供が増えてきていることはとても気になるところです。成長期にある子供にこそ、顎をしっかり使う食事で顎を鍛える、適度な運動を行い姿勢を正しくする、規則正しい生活をして過度なストレスにさらさない、といった基本的なことに注意してあげたいものです。
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